ドラマ 白夜行 あらすじ&レビューページ
山田孝之 綾瀬はるか 渡部篤郎出演 TBS木曜9時ドラマ「白夜行」についてのページ

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ドラマ 白夜行 第一回 2006年1月12日放送 あらすじ&レビュー

第一回
クリスマスの町並。光るツリー。唐沢雪穂は舗道に倒れている男に気がつく。桐原亮だ。亮はサンタクロースの衣装を着て血だるまになり、目は虚ろに前を向いている。二人はお互いを確認する。
亮(心の中で)「俺達の上に、太陽などなかった。いつも夜。だけど、暗くはなかった。太陽に代わるものがあったから。」
雪穂 (心の中で)「夜を、昼だと思って生きる事ができた。明るくはないけれど、歩いて行くには十分だった。」
亮(心の中で)「「あなたは、あなたは俺の、太陽だった。まがいものの太陽だった。だけど、明日へと上ることをやめない、俺のたったひとつの希望だった。」
「亮・・・」雪穂は亮に近づこうとする。亮も雪穂に向かい、手を伸ばす。しかし亮は、震える手で雪穂に行けと促す。
雪穂 (心の中で)「あなたは、私の太陽だった。ニセモノの太陽だった。だけど、」その身を焦がし、道を照らす、私のたったひとつの光だった。」
雪穂は亮に背を向ける。
「明るい。明るいよ・・・。」あとから涙が出てくる。
亮(心の中で)「それは、あの日から・・・」
「14年前の、太陽を失ったあの日から。」
目を閉じて倒れ込む亮。

タイトル

1994年秋、刑事笹垣がビルの工事現場を通りかかる。バブルがはじけて作りかけのままになっているビルらしい。そこで遊んでいる子供達の中に、14年前の亮二がいた。
夕方、亮二が家へ帰る途中、どぶ川のほとりで寂しそうに水面を見つめている少女雪穂がいた。亮二は雪穂と目が合いはっとするが、ゆっくり通り過ぎる。
亮二の家は質屋を営んでいるが、帰っても誰も出迎えにきてくれない。営業をしているというのに。今日も勝手口から入る。
亮二の母親は、店員の松浦と愛人関係にあり、家庭は崩壊していた。亮二はそれに気がついていた。
家族三人で食卓を囲んでいる。亮二は松浦を「怪しい店員だ」と言って、父親を試すのだが、父親は何も知らずに松浦のことを「結構いいやつだ。」と言う。
亮二は、二階に上がり、幸せだった頃の家族の写真を伏せるのだった。
その頃雪穂は、酒びたりの母の介抱をしていた。「雪穂、母さんをお荷物だと思っているんだろう?」そんな母に言う雪穂。「暴れるなら捨てちゃうよ。」
亮は、本が好きな少年だった。ある日図書館で見かけたのは、あの日川辺で目があった雪穂だった。声をかけようとするのだが、やっと話ができるまでになったのは、閉館時間を過ぎる頃だった。亮二は、どぶに咲く花を探していたのだと言う雪穂の神秘的な姿に惹かれる。
だが、雪穂の健全な少女時代は、すでに母親の手によって金銭に変えられてしまっていた。雪穂の父はすでに他界しており、借金にまみれ、酒びたりの母親は、雪穂の身体をあろうことか借金の肩代わりに利用してしまったのだ。
亮二は次に雪穂と機会を見つけると、雪穂のために紙でできた蓮の花を見せる。雪穂と亮二はお互いの共通点を見い出し、友達になる。亮二は雪穂に、タイムマシンに乗ったら未来と過去とどちらに行くかと聞かれ、「未来」と答える。ペーパークラフトの得意な亮二は雪穂に、紙でできた雪の結晶を贈り、雪穂は水に映った月を亮二にプレゼントすると言う。
それからというもの、亮二と雪穂は、図書館で会うようになった。雪穂は今、「風と共に去りぬ」を読んでいた。その影響で、亮二も同じ作品を遅れて読むようになる。雪穂は次第に笑顔を取り戻していき、二人の淡い恋は始まろうとしていた。が、そのつないだ手の前に現れたのは、亮二の父親だった。
運命のいたずら。雪穂を金で買った男とは亮二の父親だった。父親は二人の恋に立ちはだかり、雪穂は亮二を遠ざけるようになる。
亮二にとってつらい日々。そんなある日は、亮二は建設途中のビルに入ってゆく雪穂と雪穂の母親を見かける。二人を追っていったその先に見たものは、雪穂を裸にして写真を撮る父親の姿。とっさにその場所に踊り出た亮二は、父親を持っていたはさみで刺し殺してしまう。雪穂は、亮二を逃がす。
(現在の亮二の声)「タイムマシンの話だけど、やっぱり過去に行くよ。そしてあの日の俺に逃げるなと言うよ。そうすればきっとあなたの道は、もう少し明るかったはずだから・・・

亮二の父親は子供に発見され、現場検証が始まった。刑事笹垣は亮二の一家を執拗に調べ、松浦と亮二の母弥生子は口裏を合わせ、追及に備える。それから、亮二の薄ら寒い日々が始まった。何もかも信じられなくなり、雪穂も疎遠になった。雪穂は、そんな亮二の辛さを終わらせようと、母親に罪をかぶせ、ガス心中を図る。母親は娘の所業を知りながら、雪穂の差し出す薬を飲んで死んでいった。

霧が晴れ雪穂は目覚めた。病院のベッドの上で、雪穂は生きていた。それを刑事達の前で知らされた雪穂の口元はかすかに笑みをうかべる。笹垣はそれに気付かぬ振りでその場をやり過ごす。
それから、笹垣は例の工事現場に足繁く通うようになる。笹垣はすでに、事件の犯人を、亮二と雪穂のどちらかに絞っていたが、転勤になってしまうことに。
笹垣は雪穂の背中に向かって呟く。「わがこころのよくて、ころさぬにはあらず。また害せじとおもうとも、百人千人をころすこともあるべし」(歎異抄13章)
雪穂は、亮二に一通の手紙を残していた。「本当は私もいなくなった方が良かった。だけど、こうなったらどこまでも生きてやろうと思う。親を殺してまで手に入れた人生。私達はこれからも会ったことない、名前も知らない他人でいよう。」その手紙には、笑うことを教えてくれた亮への感謝の気持ちがつづられていた。
とっさに亮二は雪穂を追いかけて走り出していった。電車のホームで雪穂の手をつかむ亮二。「ユキちゃんも俺の太陽だ。」告白する亮二だが、雪穂は亮二に帰ることを命じる。亮二十一歳の時のことだった。
そして七年の時は流れる。家の質屋はつぶれ、あのビルで亮二の母親はスナックを始めた。亮二が今でも通う図書館の机の向こうには、雪穂がいる。
そして、もう誰も忘れたと思った頃、亮二の前に、笹垣が現れる。


レビュー
脚本の森下佳子氏は、「世界の中心で、愛をさけぶ」「瑠璃の島」などを手がけた人気作家。最高学府で宗教学を専攻していたという、いわゆる論客である。「瑠璃の島」は事情があり見れなかったのだが、このドラマを見て、ますます以前の作品も知りたくなった。私が見た限りでは、オーソドックスだけれどもメリハリの効いた、「コトバの舞い」が感じられた。主人公二人の人生には、暗い影がつきまとうのだが、「暗闇の世界での舞い」とは、いかにも語弊を招くようだが、「世界に飲み込まれる手前での舞い」というか、贖罪の一種とでもいうべきものだろうか。まいった。(参った。)
好意的にとらえるならば、氏の脚本には、「そこにあるべきものがある」と思う。一見しただけでこの作品の構成の妙を知ることはできないだろうが、氏はあえて語られない空白の領域を作り、それを明らかにしていく作業も、ドラマに動的に折り込んでいる。骨組みが確かな分、余計な台詞を語らせることもなく、素の感情を生き生きと表現でき、たおやかな情緒が守られている。これは、以前の作品を見たときにもそう思った。作家としての安定感という評価を得るためには、おそらく森下氏には、語っていないものを語りきれない焦りがあるかもしれない。厳しい意見はあるかもしれないが、私はこれからも応援したいと思う。
役者は子供達含め全員すばらしい。二時間、ずっと引き込まれっぱなしだった。単純に役者の演技だけ見ていても耐えられると思う。特に武田鉄矢は味が効き、なかなか見ものである。





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コメント

TBありがとうございます。
武田鉄也、イヤな役ですねぇ。
今後の主役2人へのからみがおもしろそうです。
【2006/01/15 04:46】 URL | どてらポッポ #-[ 編集]
このコメントは管理人のみ閲覧できます
【2006/01/15 20:06】 | #[ 編集]
【2006/01/17 21:57】 URL | siraito #bzb2jBZU[ 編集]

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白夜行

1月12日スタート。 毎週木曜 21:00~21:54 TBSテレビ系 55万部を超える同名ベストセラー(集英社刊)を「世界の中心で、愛をさけぶ」 (TBSテレビ系)の主演コンビでドラマ化。 迷宮入り事件の関係者の少年(山田孝之)と少女(綾瀬はるか)の成長と、 周辺で起こる不可解な どらま・のーと【2006/01/13 07:46】

白夜行 第一話

白夜行の第1話。(原作含めネタバレ注意!)舞台は2005年の12月24日。R&Yの店の前で、サンタクロースの格好をした亮司(山田孝之)が、鋏をお腹に刺し悶絶しているのを、雪穂(綾瀬はるか)はじっとみつめ、そして去っていった。そして14年前の1991年にさか 30 on the spot【2006/01/13 11:22】

TB失礼します!

m2200【2006/01/13 17:00】

【ドラマ雑感】 白夜行 (第1回/全11回) 「東野圭吾記念碑的名作奇跡のドラマ化!!」

 白夜行(新番組)「東野圭吾記念碑的名作奇跡のドラマ化!!少年はなぜ父を?少女はなぜ母を?14年間の壮大な愛と絶望の物語」◇幼いころに親を殺した男女2人が手を取り合って生きてきた14年間を描く。東野圭吾原作、森下佳子脚本、平川雄一朗ほか演出。亮司(山田孝之)と 気ままなNotes...【2006/01/13 20:06】

「白夜行」第1話

白夜行を見てみました。金八先生が、今回は、刑事になっていました。真実に一番近い刑事役かもしれません。雪穂のことを疑っているのはこの人だけでした。他の人は、子供がやるわけない。というような感じでしょうか。この刑事は、雪穂に「一つうそをついたら 神無詩音【2006/01/13 21:24】

白夜行

重い、こりゃ相当重いわ。ドラマ中何度も出てくる「太陽」という響きさえ虚しく感じる。 11歳であんな罪を犯してしまうことだけでも、これからの展開に「陽」の部分はほとんど求められないことだろう。 東野圭吾の作品の中でも、最も人気のあるものの一つである「白夜行」 ソフトorハード【2006/01/13 21:25】

「白夜行」第一話 ~少年少女の壮絶な愛と絶望の14年間の死闘~

今年最初に選んだ連ドラは「白夜光」。まぁほかにも見る予定です。クリスマスイブ。路上でサンタの服を着た男性が倒れている・・。その胸元にはハサミが刺さっていた。とある女性がその男性に近づいた。獰猛に吠える刑事・・・。女性は呟いた。「リョウ・・・」と。 混沌と勇気日記。~儚き地球の混沌時代に勇気を持つ勇者がいた~【2006/01/13 21:44】

白夜行 第一話

=2005年 12月24日= クリスマスのイルミネーションが輝く夜の街。 美しく着飾った唐沢雪穂(綾瀬はるか)は、自分の為に集まってくれた人々に 感謝の言葉を述べながら見送っていた。 雪穂の薬指のリングに雪が舞い落ちる。 ふと、振り返る雪穂。 歩道橋の上から男(武田鉄也 どらま・のーと【2006/01/13 22:49】

白夜行 第1話

白夜行 東野 圭吾桐原亮司 山田孝之 (幼少時代 泉澤祐希) 唐沢雪穂 綾瀬はるか (幼少時代 福田麻由子) 笹垣潤三 武田鉄矢 1991年、建設中のビルの現場で一人の男が殺され 紅茶時間【2006/01/13 23:03】

■ 白夜行 第1回 2時間スペシャル(1/12)

<font size=3 color=red><b>白夜行 </b> 第1話「東野圭吾記念碑的名作奇跡のドラマ化!!少年はなぜ父親を?少女はなぜ母親を?14年間の壮大な愛と絶望の物語」</font><font color=gray>● キャスト ● 第1回出演者分桐原亮司 : 山田孝 つよく、かっこよく、かわいく生きたい♪【2006/01/14 11:23】

新ドラマ『白夜行』

 初回は2時間スペシャルでした。リアルタイムで見ると落ち着いて見られない気がしたので、録画したものを今じっくり見てみたのですが・・・素晴らしかったです(^o^) 山田孝之と綾瀬 S0PH1ST1CATED B00M B00M【2006/01/14 18:11】

白夜行 - 笹垣潤三のぶつぶつ言ってる台詞

「悪をもおそるべからず.弥陀の本願をさまたぐるほどの悪なきがゆへに」「わがこころのよくてころさぬにはあらず.また、害せじとおもふとも、百人千人をころすこともあるべし.」それぞれ歎異鈔第一章,第十三章から引用.どういう意味でぶつぶつ言ってるんだろう.... weblog.yukifrog.com【2006/01/14 18:20】

白夜行 ♯1

まず率直な感想。ツッコミ入れようと思えばいくらでも入れられるけれど、別に批判するほど酷いものではないと思った。どちらかというと、テレビ視聴者レベルにあわせた簡略化がこれ Da.BUNN!! -BlogSIDE-【2006/01/14 18:50】

白夜行 第一話

2005年、クリスマスイブ。 歩道橋の下にサンタクロースの服を着た男が倒れている。桐原亮司(山田孝之)。 その胸元には外国製のハサミが刺さっていた。 どらまにあ【2006/01/14 21:00】

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